ウゴービ(肥満症治療剤)の効果と副作用

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド)は、週1回自己注射のGLP-1受容体作動薬(肥満症治療剤)です。

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の効果は食欲を抑える・体重減少です

■食欲を抑える
■体重減少
■食後高血糖の改善(急激な血糖スパイクの改善)

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)は国内臨床試験で体重が約13%減少しました

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の体重減少効果は 、国内臨床試験(68週間)において平均して約13%(海外臨床試験では約15%)の体重減少が報告されています。

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)『食欲を抑える・体重減少』効果

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の効果として食欲を抑え満腹感(脳の満腹中枢に働きかける、胃の動きを緩やかにする)が持続し間食や過食が減ることで体重が減少します。

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の体重減少のメカニズム(脳)

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の体重減少のメカニズムとして脳の食欲中枢に働きかけ食欲を抑制して空腹感を軽減することで、過食や間食を防ぎ、摂取カロリーが自然に減少して体重が減少します。

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)体重減少のメカニズム(胃)

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の体重減少のメカニズムとして胃の動きを緩やかにし、胃の内容物の排出を遅らせることで食事量が少量でも満足感が続き、過食や間食を防ぎ、摂取カロリーが自然に減少して体重が減少します。

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の主な副作用は消化器症状です

■吐き気
■胃もたれ
■食欲低下
■下痢・便秘

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の効果と副作用:ウゴービの副作用

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の主な副作用は、初回投与から1〜2週目に消化器症状の副作用である吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退、食欲不振などがでやすく、4〜6週間以内に自然軽快する傾向があります。また、低血糖や膵炎、胆嚢炎、アナフィラキシーなどの重篤な副作用も報告されていますので、症状(副作用)が気になる場合は、我慢せず注射を中止して医師に相談してください。 まれに急性膵炎や胆石、低血糖(特に併用時)のリスクがあります。また甲状腺髄様癌・膵炎の既往のある方は医師に相談してください。

ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の効果と副作用:保険適応

【保険適応条件】
①ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)開始までに、医師の診察、栄養指導や運動指導を当院での初診から薬物治療開始までに最低でも6カ月間を要します。
 (他院での治療期間はカウントされません。)

②ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤))開始後も2ヶ月に1回以上の栄養指導が必要です。

③ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)は2週間毎の処方となります。

④ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の最大投与期間は72週間です。

⑤ウゴービ(Wegovy、一般名:セマグリチド・肥満症治療剤)の投与終了後は経過観察をおこない、必要があると判断された場合は再投与も可能です。

【ダイエット外来・肥満外来費用(ウゴービ 一般名:セマグリチド・肥満症治療剤費用含む)】
初診:5000円~8000円 
再診:3500円~9000円(ウゴービ 一般名:セマグリチド・肥満症治療剤費用含む)
※治療薬・検査内容により異なります 保険適応であれば、ウゴービ(一般名:セマグリチド)を安く処方出来ます。



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ウゴービ(肥満症治療剤)の効果と副作用:保険適用の条件

【ウゴービ(肥満症治療剤)保険適用の条件】
 ①高血圧、脂質異常症、2型糖尿病のいずれか1つ以上の診断がなされており、
いずれかの疾患で適切に治療薬の服用が行われている方。(初診時にお薬手帳もしくは現在内服している薬の詳細がわかる書類が必要です。)

 ②BMIが35 kg/㎡以上の方、もしくはBMIが27 kg/㎡以上あり2つ以上の肥満症に関連する健康障害(下記記載の11疾患の内2つ以上)を有する方。

 <肥満症に関する健康障害>
 (1)耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など)
 (2)脂質異常症
 (3)高血圧
 (4)高尿酸血症・痛風
 (5)冠動脈疾患
 (6)脳梗塞
 (7)非アルコール性脂肪性肝疾患
 (8)月経異常・不妊
 (9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
 (10)運動器疾患
 (11)肥満関連腎臓病

ウゴービ(セマグリチド)の保険適応であればウゴービ(セマグリチド)を安く処方出来ます。

糖尿病学会のガイドラインでも、生活習慣の改善を優先し、適切な場合にGLP-1を補助的に使用することが推奨されています。

肥満症外来(ダイエット外来):ウゴービ(セマグリチド)の保険適応期間

 ①ウゴービ(セマグリチド)開始までに、医師の診察、栄養指導や運動指導を当院での初診から薬物治療開始までに最低でも6カ月間を要します。
 (他院での治療期間はカウントされません。)
 ②ウゴービ(セマグリチド)開始後も2ヶ月に1回以上の栄養指導が必要です。
 ③ウゴービ(セマグリチド)は4週間毎の処方となります。
ゼ  ④ウゴービ(セマグリチド)の最大投与期間は68週間,ゼップバウンドの最大投与期間は72週間です。
 ⑤ウゴービ(セマグリチド)の投与終了後は経過観察をおこない、必要があると判断された場合は再投与も可能です。
【肥満外来費用】
初診:5000円~8000円 
再診:3500円~9000円 
※治療薬・検査内容により異なります

肥満治療薬ウゴービ皮下注
















肥満外来について白岩内科は肥満症治療薬ウゴービ(GLP-1受容体作動薬),ゼップバウンド(持続性GIP/GLP-1受容体作動薬)を用いて効果的な体重減少を目指します。   
画像提供:ノボノルディスクファーマ株式会社                 


ウゴービ(セマグリチド)の効果と副作用:ウゴービ(セマグリチド)の使い方(注射方法)は?

■週1回注射: 毎週同じ曜日に、決まった時間に注射します。
■用量調整: ウゴービ(セマグリチド)を0.25mgから開始し、4週間ごとに0.5mg、1.0mg、1.7mg、2.4mgと増量します(医師の判断に従う)。

■ウゴービ(セマグリチド)は週1回、同じ曜日に腹部・太もも・二の腕など皮下脂肪のある部位に自己注射します

■ウゴービ(セマグリチド)注射方法: ペン型製剤で皮膚をつまんで皮下注射します。ウゴービ(セマグリチド)注射器は針が内蔵されているタイプ(SD製剤)と自分で装着するタイプ(MD製剤)の2種類あります。

ウゴービ(セマグリチド)の効果と副作用:ウゴービ(セマグリチド)ってどんな薬?

ウゴービ(セマグリチド)は、肥満症の治療薬として用いられるGLP-1受容体作動薬という種類の自己注射製剤となっており、週1回の皮下注射薬です。
ウゴービ(セマグリチド)の主な副作用は、初回投与から1〜2週目に消化器症状の副作用である吐き気、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、消化不良、食欲減退、食欲不振などがでやすく、4〜6週間以内に自然軽快する傾向があります。また、低血糖や膵炎、胆嚢炎、アナフィラキシーなどの重篤な副作用も報告されていますので、症状(副作用)が気になる場合は、我慢せず注射を中止して医師に相談してください。

Q.ウゴービ(セマグリチド)の注射を忘れた場合には、どうすればいいですか?
A.次の投与までの期間が3日(72時間)以上ある場合には、気づいた時点で打ってください。
次の投与は、予定通りの日に行います。
次の投与までの期間が3日(72時間)未満である場合には、次の投与まで打たないでください。
何かご不安なことがございましたら、お気軽に当院にお問い合わせください。

Q.1回の投与で、1週間ずっと効果が持続するのでしょうか? A.1週間効果は持続します。
ただ、ずっとインスリンが分泌される・満腹感が続くといったような効き方ではなく、血糖値が高くなった(食事をした)時だけウゴービ(セマグリチド)が作用し、血糖値の上昇の抑制、食欲減退、満腹感亢進といった効果が得られます。

Q.未使用のウゴービ(セマグリチド)は、どのように保管しておけばよいでしょうか? A.冷蔵庫のドアポケットなどで、2〜8℃かつ遮光した環境で保管します。
30℃未満の室温で保管することも可能ですが、その場合はしっかりと遮光した上で、21日以内に使用するようにしてください。夏場などは、室温での保管はしないでください。

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ウゴービ(セマグリチド)の効果と副作用の効果と副作用:ダイエット外来(肥満外来)の正しい進め方

① 目標設定
• 1か月に1~2%の体重減少を目指す
• 無理のないペースで、長期的な改善を意識する

② バランスの良い食事
• 1日3食を規則正しく
• 主食、主菜、副菜のバランスを意識する

③ 適度な運動の併用
• ウォーキング、軽い筋力トレーニングを取り入れる

④定期的なチェック • 体重、体脂肪率、血糖値の定期確認
• 医師との相談を通じた計画の見直し

ウゴービ(セマグリチド)の効果と副作用の効果と副作用:体重減少(ダイエット)がさまざまな疾患の予後改善に寄与することが、国内外の多くのガイドラインでも明記されております

近年、肥満症に関連する疾患の多様性とその重症化リスクが注目されており、体重減少(ダイエット)がさまざまな疾患の予後改善に寄与することが、国内外の多くのガイドラインでも明記されております。
特に以下のようなケースでは、減量介入が科学的に有効とされており、各科の主治医の先生方との連携によって、より包括的な診療が可能になると考えております。

• 消化器内科領域:NAFLD/NASH、脂質異常症
• 循環器内科領域:高血圧、心不全、心房細動
• 呼吸器内科領域:閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)、肥満低換気症候群(OHS)
• 腎臓内科領域:肥満関連腎症、糖尿病性腎症の進行抑制
• 整形外科領域:変形性膝関節症、慢性腰痛
• 産婦人科領域:多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、不妊、妊娠高血圧症候群

 現在、肥満症に対する薬物治療として最も効果があると立証されている薬剤である、GLP-1受容体作動薬(オゼンピック、ウゴービ)やGIP/GLP-1受容体作動薬(マンジャロ、ゼップバウンド)の保険適応での使用は、全国医療機関の1%のみでしか認められていません。
 当院は、この保険適応での治療が認められた数少ない医療機関であるが故に、大きな社会的責任を感じています。
 常勤の循環器内科専門医・糖尿病専門医に加え、約15名の管理栄養士・約12名の看護師・約6名の理学療法士等による多職種チームで医学的減量治療を肥満症治療ガイドラインに準拠した形で提供しております。
また、リバウンド対策が重要と考えられますので、長期的視野に立った対策の研究も並行して進めています。

 

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引用・参考文献

下記ホームページも併せてご参照ください。 詳しい情報や最新情報などを閲覧することができます。


1. Look AHEAD Research Group. N Engl J Med. 2013;369(2):145-154.


2. Lean MEJ, et al. Lancet. 2018;391(10120):541–551.


3. ADA. Standards of Medical Care in Diabetes—2024.


4. Neter JE, et al. Hypertension. 2003;42(5):878–884.


6. 日本高血圧学会. 高血圧治療ガイドライン 2023.


7. Dattilo AM, Kris-Etherton PM. Am J Clin Nutr. 1992;56(2):320–328.


8. 日本動脈硬化学会. 脂質異常症診療ガイドライン 2022.


9. Vilar-Gomez E, et al. Gastroenterology. 2015;149(2):367–378.


10. 日本肝臓学会. NAFLD/NASH診療ガイドライン 2020.


11. Tuomilehto HP, et al. Am J Respir Crit Care Med. 2009;179(4):320–327.


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20. 日本痛風・核酸代謝学会. 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 2022.


21. Wing RR, et al. Clin J Am Soc Nephrol. 2011;6(11):2570–2577.


22. Navaneethan SD, et al. Clin J Am Soc Nephrol. 2009;4(11):1990–2000.


23. 日本腎臓学会. CKD診療ガイドライン 2023.


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25. Kitzman DW, et al. JAMA. 2010;304(11):1170–1179.


26. ESC/EASD. Guidelines on Diabetes, Pre-Diabetes and Cardiovascular Diseases. 2020.


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28. Diabetes & MetabolicSyndrome: Clinical Research& Reviews 11S (2017)S429–S432


29. R. Christensen M.Sc. et al. OsteoArthritis and Cartilage (2005) 13, 20-27.


日本糖尿病学会 編. 糖尿病診療ガイドライン2024. 南江堂


日本肥満学会 編. 肥満症診療ガイドライン2024.コンパス出版局


GLP-1受容体作動薬の臨床的効果• 荒木厚子, 田村哲也「GLP-1受容体作動薬の肥満症への効果」 • 日本内分泌学会雑誌, 2024年


健康的な食事とカロリー制限の効果• World Health Organization (WHO)「Healthy Diet Facts」


運動と筋肉維持に関する指針• American Diabetes Association (ADA)「Standards of Medical Care in Diabetes 2024」

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ウゴービ(セマグリチド)の効果と副作用に関連する用語集

GLP-1受容体作動薬:インスリン分泌を促進し血糖値を下げるだけでなく、食欲抑制やグルカゴン抑制作用などにより体重の減少も期待できます。

 GIP:グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド。インクレチンと呼ばれる小腸K細胞から分泌されるホルモンで、血糖値を調整する働きがあります。

 GLP-1:グルカゴン様ペプチド-1。インクレチンと呼ばれる小腸L細胞から分泌されるホルモンで、インスリンの分泌を促進す、グルカゴンの分泌を調整することで食欲を抑制する。

マンジャロ(チルゼパチド):2型糖尿病治療薬(注射薬)で、週1回皮下に注射し投与します。GIP/GLP-1受容体作動薬で、血糖値を下げる効果に加え、体重減少効果が期待できます。

ゼップバウンド(チルゼパチド):GIP/GLP-1受容体作動薬のチルゼパチドを主成分とする肥満症治療薬(注射薬)で、週1回皮下に注射し投与します。2.5mgから5mg、7.5mg、10mg、12.5mg、15mgまでの6段階の用量があります。

ウゴービ(セマグルチド):GLP-1受容体作動薬のセマグルチドを主成分とする肥満症治療薬(注射薬)で、週1回皮下に注射し投与します。 0.25mgから0.5mg、1.0mg、1.7mg 、2.4mgまでの5段階の用量があります。

BMI:BMI(Body Mass Index):体重(kg)を身長(m)の二乗で割った値で、肥満度や低体重(やせ)を判断する際に用いられる指標。
普通体重:BMI 18.5以上25未満
肥満:BMI 25以上

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