リハビリテーション

リハビリテーションとは

リハビリテーションとは、病気やけがで失われた身体・精神機能の回復を図り、再び自分らしい生活や社会復帰を目指すための総合的な支援です。
リハビリテーションは「医学的・職業的・社会的・教育的・工学的」の5分野に分かれております。

■医学的リハビリテーション: 身体能力回復を目指す

■職業リハビリテーション: 仕事への復帰を目指す

■社会リハビリテーション: 地域社会での自立を目指す

■教育リハビリテーション: 学齢期の支援

■リハビリテーション工学: 補助具や機器の活用の支援

リハビリテーション:運動器リハビリテーション

運動器リハビリテーションは、骨・関節・筋肉・神経など体を動かす組織(運動器)の障害に対し、運動療法や物理療法で機能改善や再発予防を目指します。
対象疾患は骨折、変形性関節症、関節リウマチ、脊椎疾患(脊柱管狭窄症など)、腱板断裂、スポーツ障害、外傷後遺症や、高齢化に伴う上肢・下肢・体幹の骨・関節・筋肉・神経系の機能低下や障害などです。
運動器リハビリテーションは、日常生活動作(ADL)の改善や社会復帰、健康寿命の延伸を目的と実施されます。

リハビリテーション:運動器リハビリテーションストレッチング

運動器リハビリテーションのストレッチングは体を伸ばして、筋肉や関節の柔軟性を高め、日常動作をスムーズにすることで怪我のリスクや、骨折などの再発防止を目的として実施します。
運動器リハビリテーションのストレッチングは「痛くない範囲で」「呼吸を止めずに」「20秒以上」「毎日継続」が基本原則で、ストレッチを部位ごとに最低20秒以上行います。
ストレッチは長い時間より、20秒以上を複数回実施するほうが効果的です。
ストレッチのポイントは伸ばしたい筋肉や部位を意識しながら実施することです。

リハビリテーション:運動器リハビリテーション筋力トレーニング

運動器リハビリテーション筋力トレーニングは筋力・体力の向上、関節の動きの改善、痛みの軽減、日常生活動作(ADL)の向上を目的として実施します。
筋力トレーニングは個々の状態に合わせて理学療法士が個別にプログラムを立案します。
筋力トレーニングの回数や負荷は最大筋力向上(1~5回)、筋肥大(6~12回)、筋持久力(15回以上)で調整され、関節可動域訓練やストレッチ、姿勢動作改善も同時に行われます。
筋力トレーニングの種類には、スクワット、足踏み、立位踵上げ、ダンベル、バーベル、チェストプレス、チューブトレーニングなどがあり、弱った筋肉を強化します。

リハビリテーション:運動器リハビリテーションバランス訓練

運動器リハビリテーションバランス訓練には、片足立ちや、歩行中の重心移動練習、バランスボード、バランスボール、ストレッチポールなどを使った訓練があり、静的・動的バランス能力を付けることで体幹強化や足裏感覚の向上させ転倒予防や姿勢改善、身体機能改善を目指します。

リハビリテーション:運動器リハビリテーション歩行訓練

運動器リハビリテーション歩行訓練は、怪我や老化に伴う骨・関節・筋肉・神経の障害から安全かつ効率的な歩行能力を取り戻すための訓練です。
重症度によって歩行器や杖などの補助具を利用して、平行棒内での基本動作、階段昇降などの応用歩行を通して移動能力の獲得を目指し、生活の質向上と社会復帰をサポートします。

リハビリテーション:心臓リハビリテーション

リハビリテーションを実施することで加齢に伴う筋肉量や骨密度の低下は活動量低下や社会参加の減少、認知症の増加などにつながります。これらを防止するために運動療法は有効であることが立証されています。ただし、心臓病を持つ高齢者の運動療法は安全性を確保した上で、効果が見込める十分量の運動負荷(運動処方)が必要です。当院では循環器内科専門医が心機能を適切に評価し運動量を設定する、心臓リハビリテーション(心リハ)を行なっています。
心リハは、様々な心臓病患者さん(心筋梗塞、狭心症、心臓手術後、大動脈解離、閉塞性動脈硬化症、慢性心不全)の生命予後や生活の質を高めることが立証されている運動療法を中心とした生活習慣改善の総合的なプログラムです。そして、この心リハを安全かつ効果的に行うために極めて重要となるのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士、管理栄養士などの専門家チームによるサポートです。当院では多職種によるチーム医療により、患者さん個々の状態にあわせた効果的なサポートを目指しています。
また、食事療法は全ての疾患治療の基礎であるのは言うまでもありませんが、運動療法の効果を最大限に発揮させるために欠かせないものです。当院では、最新の研究結果をもとにした食事療法を日常生活で無理なく継続できるように、管理栄養士が全力でサポートします。

リハビリテーション:65歳からは「健康寿命」をいっしょに伸ばす時代へ

― 65歳からは「健康寿命」をいっしょに伸ばす時代へ ―

 65歳を過ぎると、誰にでも少しずつ訪れるのが、フレイル(心身の衰え)やサルコペニア(筋肉量の低下)です。
これは病気ではありませんが、転倒・骨折・要介護につながる大きな分かれ道になります。
 白岩内科医院ではこれまで、糖尿病・高血圧・心臓病・腎臓病など、 大切な臓器を守る医療を高い水準で行ってきました。
 しかし「病気を治す」だけでは、人生は守りきれません。

 “元気に歩ける”“自分で食べられる”“自分らしく暮らせる”
――その毎日を守ってこそ、本当の医療だと私たちは考えます。
 そこで当院では、通院されている65歳以上のすべての方を対象に、筋肉量や体力、活動性をやさしくチェックし、対策が必要な方を早期に発見し、お一人おひとりに合わせたフレイル・サルコペニア対策を始めます。

• 最近つまずきやすくなった
• 階段がつらい
• 体重や食欲が落ちた
• 以前より外出が減った

――こうした小さな変化を、私たちが一緒に受け止めます。
この取り組みは、関西医科大学リハビリテーション学部理学療法学科の専門的サポートを受け、
2026年3月以降、診察後に3階で20~30分ほどの身体測定として実施します。
費用はかかりません。

私たちの願いはひとつです。

「寿命=健康寿命」
白岩内科医院に通う皆さまが、最期まで自分らしく、笑顔で過ごせるように、スタッフ一同、全力でお護りしたいと考えています。

リハビリテーション:リハビリテーション科

リハビリテーション科とは、病気やケガで失われた身体機能や生活能力の回復を目指し、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などがチームで治療・訓練を行う診療科です。
「白岩内科医院 療養指導センター リハビリテーション科」では、「糖尿病・高血圧症・脂質異常症」に対する理解と食事療法をはじめとする患者様自身の自己管理を支えるため、専門医及び管理栄養士、糖尿病療養指導士などが協力し、常時の「個別食事指導」や定期的に開催しております「糖尿病教室」「高血圧症教室」「脂質異常症教室」「慢性腎臓病教室」での「集団療養指導」を行っています。オープンキッチンを利用した調理実習を併用し、「具体的な塩分制限や味付けの工夫」、「栄養バランスの良い食事の作り方」などを実体験していただいております。
また、当センター内に「臨床研究・医療従事者教育スペース」を設け、大学病院や基幹病院および日本糖尿病学会との連携による臨床研究を行い、糖尿病最新医療を通して地域医療に貢献していきたいと考えております。

◎食事療法・運動療法指導センター・ リハビリテーション科についての詳細は当院にてお問い合わせください。
【 TEL. 072-971-1221 】

管理栄養士による料理教室

院内の管理栄養士や看護師を中心として、患者さん向けの料理教室を定期的に開催しています。 どなたでもご参加頂けますので、詳細は栄養士にお問い合わせ下さい。
院内講演会・糖尿病の寺子屋

3階会議室において、院内および院外の医療従事者向け講習会を開催し、地域医療レベルの向上を目指しています。                                

理学療法士・循環器専門医による
心臓リハビリテーション・リハビリテーション科

5台のリハビリテーション用バイクを設置し、多職種によるチーム医療により患者さん個々の状態にあわせた効果的な心臓リハビリテーションのサポートを目指しています。

理学療法士による
運動器リハビリテーション・ リハビリテーション科

専任の理学療法士が患者さん個々の状態にあわせた効果的な運動器リハビリテーションのサポートを目指しています。

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