総合内科・高血圧/糖尿病センター

一概に「糖尿病」といっても、まったく同一の体質や病態、ライフスタイルは存在しません。糖尿病治療薬も日進月歩で進化しており、 糖尿病治療は極めて多岐にわたった専門的な医療となっております。したがって、糖尿病治療は個人個人の生活スタイル、病態、 ご希望に合わせたテーラーメイド医療が必要です。 「糖尿病=不摂生」と考えられがちですが、糖尿病を発症された方がとりわけ不摂生な生活をしていたかというと実際はそうでもない場合に数多く遭遇します。 糖尿病の患者様の多くは生活習慣の影響もありますが、糖尿病になりやすい体質の影響(インスリン分泌反応の遅延や低下)が原因である場合が多くあります。 血糖コントロールを数年間のみ短期的に良好にする事が目的ではなく、如何にして「すい臓」に負担をかけないようにして、長期にわたり血糖コントロールを良好に安定化させ、 合併症を押さえ込むかが重要と考えています。糖尿病合併症の定期的な検査も非常に重要ですので、院内および連携のとれた高度先進医療機関にて実施しております。 ゆっくりとお話を伺ったうえで、個人個人の病態を解析し、科学的根拠をもとにご説明を行い、患者様各々に最も適切と思われる治療法をご提案し、 個人個人の御希望に沿った治療方法を選択いたします。

糖尿病等慢性疾患管理システムを導入

糖尿病などの慢性疾患は、最新治療を取り入れた継続的治療をおこない、定期的に合併症を確認すると同時に、既存合併症に対する適切な専門的治療が必要です。また、悪性疾患の新規出現に注意を払い続ける必要があります。当院では、過去から現在に至る治療内容・血液検査結果・健診データ・人間ドックデータ・他医療機関検査結果などが一目で複数年間見渡せる電子カルテをはじめとした「安全な医療」のための管理システムを導入し、日々改良を進めています。診察時には、これらのデータを医師と患者様がモニター画面で確認しながら「一緒に考えて行く医療」を心がけています。各科専門医へのご紹介時にはこれらの一元管理している情報をわかりやすい形でまとめ、診療情報提供書として迅速にお届けしております。また、院内血液検査システムにより、迅速かつ正確なデータに基づいたチーム医療による「わかりやすい医療」を目指しています。



院内紹介

総合受付

「半予約システム」を導入し、待ち時間の少ない安全な医療と緊急受診時の速やかな診療の両立を目指しております。

受付・会計待合

待ち時間の少ない安全で快適な治療を目指しております。待ち時間のストレスを減らすために工夫しておりますが、ご意見やご要望があればご指摘ください。

処置室

採血等の処置を行うスペースです。看護師により血液検査や注射などの対応をしております。

診察前待合

採血後、診察までの間や療養指導待ちの際にお待ち頂くスペースです。 受付・会計待合と共にウイルスや細菌の除去が出来る空調を完備しております。

検体検査室

検査結果をより早く診療に活かすために、先進医療の現場で導入されている信用性の高い検査機器で院内迅速血液検査を行っています。

空調設備

ウイルスや細菌除去が出来る空気清浄機、患者さんに直接風が当たらないように工夫された最新の空調設備を備えております。

診察室1・診察室2・診察室3

内科全般の専門医として最適な鑑別診断や治療を行い、必要に応じて適切な専門医療機関への迅速な紹介を心掛けています。3診体制により、急患にも迅速に対応出来るように努めています。 また、当院では過去から現在に至る治療内容・血液検査結果・検診データ・人間ドックデータ・他医療機関検査結果などが一目で複数年間見渡せる電子カルテを導入し、 これらのデータを医師と患者さんがモニター画面で確認しながら「一緒に考えていく医療」を心掛けています。

相談室(全8部屋)

私たちが一番大事にしている、「患者さんに寄り添い、ライフスタイルやストレス等に配慮し、患者さんの治療へのモチベーションを維持する」という目的のために、完全個室の相談室を8部屋設け、常に患者さんの声に耳を傾けられるようにしています。
問診や栄養指導だけでなくインスリン導入や手技確認、フットケアを行っています。

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療養指導センター(糖尿病教室, 慢性腎臓病教室, 料理教室, 栄養指導)

「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症(高コレステロール血症など)」などにより引き起こされる合併症を予防し、「健康寿命」を延ばすためには、最新の医療知識や技術のみならず基本的な食習慣の改善と長続きのできる(QOLを損なわない)食生活の工夫を身につける事が重要と考えております。
「療養指導センター」では、「糖尿病・高血圧症・脂質異常症」に対する理解と食事療法をはじめとする患者様自身の自己管理を支えるため、専門医及び管理栄養士、糖尿病療養指導士などが協力し、常時の「個別食事指導」や定期的に開催しております「糖尿病教室」「高血圧症教室」「脂質異常症教室」「慢性腎臓病教室」での「集団療養指導」を行っています。オープンキッチンを利用した調理実習を併用し、「具体的な塩分制限や味付けの工夫」、「栄養バランスの良い食事の作り方」などを実体験していただいております。
また、当センター内に「臨床研究・医療従事者教育スペース」を設け、大学病院や基幹病院および日本糖尿病学会との連携による臨床研究を行い、糖尿病最新医療を通して地域医療に貢献していきたいと考えております。

◎療養指導センターについての詳細は当院にてお問い合わせください。
【 TEL. 072-971-1221 】

管理栄養士による料理教室

院内の管理栄養士や看護師を中心として、患者さん向けの料理教室を定期的に開催しています。 どなたでもご参加頂けますので、詳細は栄養士にお問い合わせ下さい。

院内講演会・糖尿病の寺子屋

3階会議室において、院内および院外の医療従事者向け講習会を開催し、地域医療レベルの向上を目指しています。

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検査機器の紹介

生化学自動分析装置  

「質の高い医療」をサポートするために、生化学検査、緊急検査、TDM検査、血漿蛋白検査等を多様な検体種(血清、血漿、尿、髄液、全血)で同時処理することが可能な、ISO15189に対応した生化学マルチアナライザーです。

グリコヘモグロビン分析装置  

糖尿病患者様の過去の血糖変動の指標となる「HbA1c(ヘモグロビン エーワンシー)」を測定する器械です。高い精度を有し、測定時間(世界最速2009年5月現在)、国際標準化に対応している器械です。

血液分析装置  

信頼性の高いコールターテクノロジーを搭載した血液分析装置です。3重測定や各種テクノロジーにより、血球計数の分析精度や白血球分類のスクリーニング精度を高め、結果報告までの所要時間も大幅に短縮します。

全自動化学発光酵素免疫分析装置 Access2

がんのスクリーニングとして用いられる腫瘍マーカーや甲状腺検査、各種ホルモンの測定等、様々な項目を高感度かつ迅速に処理できる免疫検査用アナライザーです。 前立腺がんの指標としてよく話題となるPSAの検査も行うことができます。

自動尿分析装置  

スクリーニング検査の尿を測定する器械です。測定項目のバリエーション、測定時間も早く、様々な医療機関にて導入されています。

エコー(超音波診断装置)  

超音波診断装置でおこなう検査は、非侵襲で安全性にすぐれているのが特徴です。
頸動脈、甲状腺、心臓、 腹部の超音波検査が可能です。必要に応じて、血流を描出する(ドップラー)エコーを併用し、高次元の診断を目指しています。

レントゲン室・放射線画像撮影システム

透視検査を行える高性能レントゲン撮影機器とデジタル現像システムおよび高精細モニタを組み合わせ、画像濃度を変える事により細かく診断することができます。
胸部レントゲンでの検査検出限界も十分に勘案し、必要に応じて連携病院での速やかな高性能CT・MRI撮影を併用し、高次元の診療を心がけております。
また、デジタル化されたデータは厳重に各個人専用フォルダに保存・管理されますので、いつでも速やかに呼び出し、以前のデータと比較検討することが出来ます。

血圧脈波検査(血管年齢)  

血圧と心電図と心音を同時に測定し動脈硬化の指標値を算出する検査です。また上腕や下肢動脈の高度狭窄もこの検査で予想が可能です。

マイクロCOモニター  

呼気中の一酸化炭素濃度をセンサーにて検知し、その濃度を測定する装置です。一酸化炭素(CO)はニコチン(NICOTINE)同様、動脈硬化を促進させ、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こします。

ホルター心電図  

通常の心電図では検出できない疾患を疑った場合、日中活動中や夜間睡眠中も含めて1日中常に心電図が記録できる「ホルター心電図」を使用します。循環器内科医の中でも不整脈を専門にされているドクターに解析を依頼し正確な診断を行い、必要に応じて循環器内科専門医への積極的な御紹介を行っております。

多機能心電計  

両手足と胸部に電極をつけ、感知した電位を波形にする検査です。心臓疾患のスクリーニング検査として行なわれており不整脈や伝導障害、心筋梗塞などに有用です。また、糖尿病における心臓自律神経障害の指標としてのCVR-R測定も行っております。

デジタルホルター
(24時間心電図検査)

約45gの小さな装置を身につけ、日常生活中の長時間の心電図を記録する検査機器です。日常生活で不整脈や心筋虚血が起きるか、また症状が心臓に起因するかを調べます。

スパイロメーター
(肺機能検査装置)

呼吸機能を検査する機器です。COPD(慢性閉塞性肺疾患)、気管支ぜんそく、肺線維症などの診断にも用います。測定中の呼気・吸気の状態をLEDランプがお知らせし、肺年齢の経時的変化も表示できる機器となっております。

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特定健康診査(特定健診)

糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の予防を目指し、平成20年4月から、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)の早期発見を目的とした健康診査(特定健康診査)、保健指導(特定保健指導)の実施が義務付けられました。当院では特定健康診査(特定検診)の実施に対応いたします。

◎特定健診についての詳細は当院にてお問い合わせください。
【 TEL. 072-971-1221 】

当院の「特定健診」の実施については下記ページをご参照ください。


禁煙外来(保険適用)

「喫煙は生活習慣病の主要な原因である」ということは間違いありません。当院の禁煙外来では、カウンセリングとニコチン置換療法やニコチン受容体作動薬によって、禁煙開始時の離脱症状を軽減しながらスムーズな禁煙のお手伝いをいたします。
ニコチン置換療法とは、禁煙時に出現するニコチン離脱症状(タバコへの渇望、イライラ、易刺激性、欲求不満、怒りなど)に対し、ニコチンをニコチンパッチを用いて喫煙以外の方法で体内に供給し、その症状を軽減することを目的とした治療法です。
また、心血管系疾患のリスクが高い方には、ニコチン受容体(ニコチン性アセチルコリン受容体)に対する部分作動薬を用いた禁煙補助薬「チャンピックス(一般名;バレニクリン)」による治療も行っております。これは、ニコチン依存症の形成に寄与している4β2ニコチン受容体に対して高い親和性を有し、脳内に分布するこの受容体に作用することにより、禁煙に伴う離脱症状やタバコに対する切望感を軽減すると同時に、本受容体へのニコチンの結合を阻害することによって、喫煙による満足感を得にくくする治療法です。これらの禁煙治療によって禁煙の成功率も高くなると言われています。

呼気中の一酸化炭素濃度測定

初診時にまず、呼気中の一酸化炭素濃度を測定します。専用の装置に息を一定時間吐くことで、呼気中の一酸化炭素濃度が判明します。数値が高いほどタバコを多く吸い、体内の酸素が欠乏状態になっていることが分かる仕組みです。

禁煙関連リンク

禁煙全般についての詳しい情報は、下記ホームページにてご参照ください。


当院で使用のニコチンパッチやその他禁煙について、下記ホームページを参照ください。

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