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柏原市・八尾市の糖尿病・心臓病・腎臓病・肥満症・高血圧
脂質異常症などの
生活習慣病および骨粗鬆症を
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糖尿病に納豆はダメじゃないとはいえ、:納豆と一緒に食べるお米(白米)は糖質が多いので血糖値が上がりやすくなります。 納豆を食べる時のお米の量には注意が必要です。 他の食材と組み合わせることで、納豆の健康効果をより高めることができます。
お米(白米)やパンなどの炭水化物の前に納豆を食べると、食物繊維やタンパク質が糖の吸収を穏やかにし、血糖値の急上昇を抑えるのに役立ちます。また納豆に豊富な食物繊維は満腹感を得やすくし、炭水化物の摂取量を減らすのに有効です。 食べる順番を納豆・野菜・きのこ類・海藻類から始め、肉・魚などのタンパク質、最後に炭水化物の順に食べることで血糖値の急上昇を抑えることができます。 野菜を先に食べる「ベジファースト」は、野菜に含まれる食物繊維が糖質の吸収を遅らせるため、食後の血糖値の急上昇を防ぐ効果が期待できます。
糖尿病に納豆はダメではありません。納豆は糖尿病や高血圧、脂質異常症の食事療法にも活用したい食品です。 納豆のナットウキナーゼは、タンパク質の分解酵素で血栓の主成分であるフィブリンに働きかけてタンパクを分解する作用や、血栓を溶けにくくする物質を分解し、血圧を降下させます。 とはいえ納豆のタレには塩分や糖分が多く含まれているのでタレは控えめにしてください。 また納豆は植物性タンパク質や食物繊維、カルシウム、カリウム、イソフラボンを多く含んでいるので、骨粗鬆症の予防や脂質代謝の改善などに有効です。
糖尿病に納豆はダメじゃない!食後血糖値(血糖値スパイク)への影響に関する用語集
インスリン:膵臓のβ細胞で作られる、血糖値を下げる唯一のホルモンです。インスリンは血液中のブドウ糖(血糖)を細胞に取り込み、エネルギーとして利用できるようにする働きがあります。インスリンの作用が不足(インスリン分泌量、インスリン抵抗性)すると、血糖値が上昇し、高血糖の状態になります。
GI値(グリセミック・インデックス):GI値とは、食品が食後の血糖値をどの程度速く上昇させるかを示す指数
血糖値スパイク: 血糖値スパイクとは、炭水化物を多く含む食事を摂取することで食後の血糖値が急上昇した後に急降下する状態です。 「血糖値スパイク」は、一般的な健康診断では見逃されやすいため、「隠れ糖尿病」とも呼ばれています。 血糖値スパイクの特徴として、食後の強い眠気や疲労感、集中力の低下やイライラ、めまい、動悸、頭痛、 食後に空腹感を強く感じるなどがあります。ひどくなると気絶、意識障害を起こすこともあります。また血糖値スパイクにより糖尿病発症リスクが高まります。血糖値スパイクを抑えるために食事の順番を変えたり・運動をしたり、GI値(グリセミックインデックス値)の低い食品を選んだりすることが重要です。
血糖値スパイクを抑える食べ物: 納豆などの大豆製品は血糖値スパイクを抑える効果があると言われています。納豆や大豆(枝豆)には食物繊維やイソフラボン、納豆菌など、血糖値の変動を穏やかにする働きがある成分が豊富に含まれているためです。
血糖値を急上昇させる食べ物・食べ方: 血糖値を急上昇させる食品は主に消化・吸収が早く、多くの糖質を含むものです。食品が血糖値をどのくらい上げるかを示す指標を**GI値(グリセミック・インデックス)**といい、GI値が高い食品ほど血糖値を急上昇させやすいとされています。ゆっくりと時間をかけて食事をすることで血糖値の急激な上昇を抑えることが出来ます。またジュースや清涼飲料水、加糖された飲料よりも、水を飲むようにする事も重要です。
納豆菌由来ナットウキナーゼ:納豆菌由来ナットウキナーゼには血流を改善することで血圧を下げる機能が報告されています。
イソフラボン:イソフラボンは、大豆などに含まれるポリフェノールの一種です。イソフラボンは、更年期障害の軽減や骨粗しょう症の予防、生活習慣病のリスク軽減などの健康効果が期待されています。
ポリフェノール:ポリフェノールは、植物に含まれる渋みや色素の成分で抗酸化作用が期待できます。
骨粗鬆症:骨粗鬆症(骨粗しょう症)は初期自覚症状がほとんどなく、骨折をして初めて気づく人が多い疾患です。しかし、骨粗鬆症が進行すると背中や腰の痛み、背中や腰の曲がり、身長の低下といった症状が現れます。
また食欲減退(お腹がすぐいっぱいになる)、倦怠感や息切れ、重いものを持ったり、立ち上がるときに腰が痛むなどの症状が現れたり、ちょっとした衝撃(つまずいて手や肘をついた時、くしゃみをした時)で骨折するリスクがあるので、特に高齢者や閉経後の女性は注意が必要です。
高血圧:高血圧症とは、複数回血圧を測定して血圧が正常より高い場合に診断されます。高血圧症は、持続的に血圧が正常値を超えて高い状態を指し、脳卒中、心筋梗塞、心不全、腎機能障害などの重大な合併症のリスクを高めます。
高血圧は「本態性高血圧」、「二次性高血圧」の2種類に分類されており、二次性高血圧は、甲状腺や副腎などホルモンの病気や、睡眠時無呼吸症候群が原因で血圧が高くなります。本態性高血圧は、特定の疾患がなく塩分過多の食事 、肥満 、ストレス 、加齢 、飲酒 、喫煙 、動物性脂肪の取りすぎや、カリウム、カルシウム不足、遺伝等の複数の要因がかかわっています。
脂質異常症: 脂質異常症(高脂血症)とは、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)や中性脂肪が高く、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が 低い状態を指し、動脈硬化や心血管疾患のリスクとなります。