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大阪府 柏原市はもちろん、大阪府(東大阪市、八尾市、藤井寺市、羽曳野市)、奈良県(大和高田市、香芝市、奈良市)、和歌山県などからも多数お越しいただいております。
柏原市・八尾市の糖尿病・心臓病・腎臓病・肥満症・高血圧
脂質異常症などの
生活習慣病および骨粗鬆症を
専門医が診療します
糖尿病が原因で手足がしびれる、手足の感覚がおかしい場合は、血糖が高い状態が長く続くことで全身の細い血管が傷つき、神経に十分な酸素や栄養が届かなくなるからです。 また栄養を運ぶ血管の壁が厚くなり、血流が悪くなって末梢神経線維の機能は低下し手足のしびれ、手足の感覚の異常が両足の指や足先から始まります。 その後末梢で動脈硬化が起こると、細い血管の血流が悪くなって神経に栄養が届かなくなり、手指の神経にしびれや痛み(最初はしびれの症状が現れ、時間とともに痛みが増していきます)の症状が現れます。 糖尿病の神経障害が進行すると親指のしびれや痛みの感覚、麻痺が気づきにくくなるため、怪我や火傷といった外傷を見過ごし、重症化し足が壊死し、足を切断しないといけない事もあるので、早めに医療機関への通院をしてください。
■糖尿病血糖コントロール: 糖尿病神経障害の予防と進行抑制には、日常的な血糖管理が最も重要です。
■食事療法: 食べてはいけないものはありませんが、自分に合った分量で、バランスのとれた食事にする必要があります。食事療法は糖尿病治療の基本となるものです。糖質摂取量は、総摂取エネルギーの50~60%を目安とし、1食あたり20~40g、間食は1日10g以下で、1日の合計を70~130g程度に抑えましょう。
また糖尿病だけでなく高血圧を合併している場合は塩分を6g未満、高血圧がない場合は男性が塩分7.5g未満、女性が塩分6.5g未満の減塩を心がけ、糖尿病の合併症進行リスクを回避しましょう。
■運動療法: 筋肉を減らさず脂肪を減らし、健康的な体質改善をするとともに、カロリーを消費する事で直接的に血糖を下げることが重要です。また、ウォーキングや水泳などの有酸素運動を継続することで、インスリンの働きが良くなるといったメリットもあります。
■薬物療法: 糖尿病神経障害の痛みを抑える薬などが用いられます。また血糖値を適切にコントロールすることで神経障害の進行を抑えます。
定期的な医療機関への受診: 定期的にHbA1c値を測定し、合併症がないか、年1回の合併症検査(神経伝導検査・眼科受診など)を受けることが重要です。
手足がしびれる原因・病気は糖尿病に関する用語集
糖尿病:糖尿病とは、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高い状態が続く疾患で、インスリン(血糖を下げるホルモン)の作用不足により引き起こされます。主に1型糖尿病(自己免疫や特発性が原因)と2型糖尿病(生活習慣との関連が強い)に分類されます。 人はブドウ糖をエネルギーとして利用しますが、糖尿病になると膵臓(すいぞう)で作られるインスリンというホルモンが不足したり、インスリン作用が低下することなどが原因となって、ブドウ糖(*1)をエネルギーとして利用できなくなり、血糖値が上昇(高血糖状態といいます)します。
慢性的な高血糖が続くと、体中の血管がしだいにぼろぼろになり、眼、腎臓、神経などの障害や、動脈硬化促進による心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈閉塞症などの合併症を誘発する可能性が高くなります。
引用・参考文献
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