
電車でお越しの場合・・・近鉄大阪線「法善寺」駅より東へ徒歩4分
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大阪府 柏原市はもちろん、大阪府(東大阪市、八尾市、藤井寺市、羽曳野市)、奈良県(大和高田市、香芝市、奈良市)、和歌山県などからも多数お越しいただいております。
柏原市・八尾市の糖尿病・心臓病・腎臓病・肥満症・高血圧
脂質異常症などの
生活習慣病および骨粗鬆症を
専門医が診療します
【 血糖値の調整(血糖改善) 】
リベルサス(セマグルチド)の作用機序としては、セマグルチドが体内のGLP-1受容体に作用し、血糖値が高いときに、膵臓のβ細胞からインスリン分泌(血糖値を下げるホルモン)を促し、グルカゴン分泌(血糖値を上げるホルモン)を抑制します。GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)という体内ホルモンと同じ働きをする薬です。
【 痩せる作用(体重減少):食欲の抑制と満腹感の持続 】
リベルサス(セマグルチド)は、脳の食欲中枢に作用して食欲を抑えたり、胃の動きを抑制したりする(満腹感の持続)ことで、食事摂取量を減らし体重減少につながることが期待されます。
【 世界初の経口GLP-1受容体作動薬 】
リベルサスは注射薬で販売されているGLP-1受容体作動薬を錠剤化した経口血糖降下薬です。
経口GLP-1受容体作動薬リベルサスは吸収促進剤であるSNAC(サルカプロザートナトリウム)を添加することで胃からの経口吸収を可能にした錠剤で、SNACが胃内のpHを上げ、消化酵素による分解からセマグルチドを保護し、同時にセマグルチドをモノマー(単量体)化することで吸収促進作用を発揮します。リベルサス錠は、2型糖尿病患者の血糖コントロール改善を目的としており、食事および運動療法で効果不十分な場合に用いられます。
【 リベルサス(セマグルチド)服用量と調整方法 】
リベルサスは空腹時に開始用量の3mg錠を1日1回服用します。医師の指示のもと必要に応じて最大1日14mgまで増量が可能です。
【 リベルサス(セマグルチド)服用の注意事項 】
リベルサスは空腹時にコップ約半分の水(約120mL以下)で服用します。また服用時および服用後30分間は、飲食や他の薬剤の経口摂取を避ける必要があります。多すぎる水で飲むと薬が薄まり、吸収効率が低下する可能性があります。
また他の糖尿病薬、インスリンとの併用時には低血糖への注意が必要です。
妊娠中・授乳中の服用は推奨されておりません。
リベルサス(セマグルチド)の副作用は、吐き気、便秘、下痢、食欲不振などの消化器症状です。これらは服用初期(服用を始めてから1か月以内に多く3ヶ月程度で落ち着くことが多い)に起こりやすく、通常は時間の経過とともに落ち着きますが、まれに低血糖、急性膵炎、胆汁うっ滞性黄疸などの重篤な副作用が起こる可能性もあります。症状に気づいたら、すぐに医師や薬剤師に相談してください。
リベルサスを飲み忘れたときはその日の服用はスキップし、翌日の朝に空腹時(6時間以上の絶飲食後)に通常通り1回分を服用してください。飲み忘れを当日に気づいても、追加で服用したり、翌日に2回分をまとめて服用したりすることは絶対に避けてください
バランスのとれた食事 ・運動習慣(ウォーキングなど) ・薬の飲み忘れ防止 ・ストレス管理、禁煙、定期的な健康診断を行う。
白岩内科医院では、複数の日本糖尿病学会認定糖尿病専門医や指導医が、糖尿病に関する診療全般を包括的に担っています。さらに、国立病院機構大阪医療センターの加藤研医師が、1型糖尿病専門外来のために先進医療外来を担当し、先進的な治療にも対応しています。 また、管理栄養士、理学療法士、薬剤師、看護師などの多職種が連携し、食事指導や運動療法、フットケア、薬物管理など、患者さん一人ひとりに応じたサポートを継続的に提供しています。
引用・参考文献
下記ホームページも併せてご参照ください。 詳しい情報や最新情報などを閲覧することができます。
リベルサス(セマグルチド)に関連する用語集
GLP-1受容体作動薬:インスリン分泌を促進し血糖値を下げるだけでなく、食欲抑制やグルカゴン抑制作用などにより体重の減少も期待できます。