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柏原市・八尾市の糖尿病・心臓病・腎臓病・肥満症・高血圧
脂質異常症などの
生活習慣病および骨粗鬆症を
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片方だけ手や足がしびる・だるいがあれば、脳梗塞・脳出血、脳腫瘍などの脳の病気を疑う必要があります。顔のしびれや動かしにくさ、物が二つに見える、視野の半分が欠ける(視覚障害)、しゃべりにくさ(言語障害)や他人の言うことが理解などの症状があれば脳の病気の可能性が高くなります。
脳梗塞・脳出血、脳腫瘍などによって脳の感覚神経の通り道が梗塞や出血することで、片側の手足にしびれや・だるい症状が現れます。 また、初期症状として、片側の手先と口の周りがしびれることがあり、言語障害、運動障害、意識障害、めまい、視覚障害、頭痛、けいれんといった症状も併せてみられます。
顔のしびれや動かしにくさ
しゃべりにくさ(言語障害)
片方だけ手や足がしびる・だるい症状が続く場合は脳梗塞・脳出血が疑われるため、すぐに救急車を呼ぶか医療機関に受診してください。
脳卒中(脳血管障害):脳出血、脳梗塞などの脳卒中によって運動神経・感覚神経が障害され、片方だけ手や足がしびれなどの症状が突然現れます。最も多いのは片麻痺で右脳が障害された場合には左半身に、左脳が障害された場合には右半身に症状が出ます。
両側の指先が徐々に、あるいは時々、しびれるような場合は、脳卒中の症状ではありません。
一過性脳虚血発作:一過性脳虚血発作とは、脳卒中の前兆として、発作的に片方だけ手や足がしびるなどの症状が現れ短期間(多くは5-10分程度が多く、ほとんどは1時間以内)で症状が全く消失します。
一過性脳虚血発作を治療しないで放置すると、3か月以内に15~20%の方が脳梗塞を発症し、さらにそのうち半数は発作を起こしてから48時間以内に脳梗塞になるとの報告もありますので、食事中に急に箸が正しく使えなくなったり、言葉がしゃべりにくいなどの症状がでてその後治まったとしても、すぐにかかりつけ医にご相談してください。
脳腫瘍:脳腫瘍が原因で手や足がしびる・だるい症状が現れる場合は症状はゆっくり進行します。ただし悪性の場合は、良性の場合より進行が早くなります。脳腫瘍の症状としてはしびる・だるい以外に慢性的に頭痛と吐き気が続きます。
また頭痛は早朝に起こりやすく、体位を変えると痛みが増すなどの特徴があります。 吐き気は嘔吐が頻繁に起こります。
片方だけ手や足がしびる・だるい原因として閉塞性動脈硬化症の可能性があります。 閉塞性動脈硬化症の初期症状としては手足がしびれたり青白くなって冷たくなったりする程度ですが、閉塞性動脈硬化症が進行すると歩いただけで足が痛むようになります。閉塞性動脈硬化症が重症化すると安静にしていても足が痛むようになります。
椎間板ヘルニア(腰椎椎間板ヘルニア・頸椎椎間板ヘルニア):椎間板ヘルニアは背骨のクッション材である椎間板(ついかんばん)から髄核が変形して飛び出し、神経を圧迫する病気です。椎間板ヘルニアが起こる部位によって腰痛、手や足のしびれ、麻痺、足の筋力が低下したり、首や肩の痛み、腕や手のしびれ、足の麻痺(運動麻痺・感覚麻痺)、手の筋肉の萎縮などが起こります。椎間板ヘルニアが重症化すると、膀胱や直腸の神経が圧迫され、排尿・排便障害が生じます。 頻度が多いのが腰椎椎間板ヘルニアですが、腰椎椎間板ヘルニアの症状は片足のしびれです。首に起こる頚椎椎間板ヘルニアでは片手のしびれが症状として現れます。ヘルニアであれば両方に症状が現れることは少なく、左右どちらか片側に症状が出やすいのが特徴です。
甲状腺機能低下症は、のど仏の下にある甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを分泌できなくなる病気で、全身の新陳代謝が低下し、疲労感、寒がり、体重増加、むくみ、動作緩慢、手や足がしびる・だるいなどの症状が現れます。 甲状腺機能低下症は、原発性、中枢性、末梢性に大別されます。原発性は甲状腺自体に機能不全がある場合で、その原因として橋本病(慢性甲状腺炎)、甲状腺摘出後、放射線治療後、ヨウ素異常摂取、先天性の甲状腺異常などが挙げられる。先天性のものや幼少時発症のものは、発達上の障害が大きな問題となるため特にクレチン症といいます。 中枢性は、甲状腺機能を調節する上位内分泌臓器の下垂体や視床下部に異常がある場合で、下垂体からの正常なTSHの分泌が低下する疾患で認められる。末梢性は、甲状腺ホルモンが作用する末梢臓器においてホルモン不応が生じるため起こる。現在、異常がみつかっているのは、甲状腺ホルモン受容体遺伝子変異である。なお、粘液水腫性昏睡は高度な甲状腺機能低下が長期間継続した結果、特有な水腫と昏睡を示す病態です。 成人女性に多く、男女比1:5〜10程度で、発症年齢は成人に多く、原因としては、橋本病(慢性甲状腺炎)が最も多いです。 クレチン症は、出生児3000〜5000人に1人と推測されており、原因としては甲状腺発生異常が最も多い。甲状腺ホルモン不応症はまれな先天性疾患です。 甲状腺機能低下症の診断は血液検査で行われ、治療は合成ホルモン製剤の服用が中心です。
糖尿病で血糖が高い状態が長く続くことで末梢神経に栄養を運ぶ血管の壁が厚くなり、血流が悪くなって末梢神経線維の機能は低下し片方だけ手や足がしびる・だるい症状が現れます。 また末梢で動脈硬化が起こると、細い血管の血流が悪くなって神経に栄養が届かなくなり、手足や足先の神経にしびれや痛み(最初はしびれの症状が現れ、時間とともに痛みが増していきます)の症状が現れます。手足のしびれを放置すると足が壊死し、足を切断しないといけない事もあるので、早めに医療機関への通院をしてください。
■生活習慣の改善
‐毎日同じ時間に寝起きする。規則正しい睡眠習慣と十分な睡眠時間を取り、自律神経のバランスを整える
‐バランスの取れた食事を心がけ、カフェイン・香辛料・アルコールを制限し暴飲暴食は避ける
‐ウォーキングや水泳、ヨガなどの軽度から中程度の負荷を長時間継続(有酸素運動)することで血流を改善し、自律神経のバランスを整えストレスを軽減する
■禁煙
‐喫煙や禁煙が直接的な原因となる可能性は低いですが喫煙が背景にある疾患を引き起こし、結果としてしびれにつながっていることがあります。一方で、禁煙することによって、喫煙で悪化した血行が改善され、症状の軽減につながることも考えられますので禁煙をお勧めします。
喫煙は百害あって一利なしです。
喫煙習慣が長ければ長い人ほど、やめたいのにやめられないのがタバコです。当院禁煙外来に受診することをおすすめします。
■ストレスをためない
‐趣味やリラクゼーションに時間を使い、自分なりのストレス発散方法を見つける
片方だけ手や足がしびる・だるい症状の原因・病気に関する用語集
糖尿病:糖尿病とは、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高い状態が続く疾患で、インスリン(血糖を下げるホルモン)の作用不足により引き起こされます。主に1型糖尿病(自己免疫や特発性が原因)と2型糖尿病(生活習慣との関連が強い)に分類されます。 人はブドウ糖をエネルギーとして利用しますが、糖尿病になると膵臓(すいぞう)で作られるインスリンというホルモンが不足したり、インスリン作用が低下することなどが原因となって、ブドウ糖(*1)をエネルギーとして利用できなくなり、血糖値が上昇(高血糖状態といいます)します。
慢性的な高血糖が続くと、体中の血管がしだいにぼろぼろになり、眼、腎臓、神経などの障害や、動脈硬化促進による心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈閉塞症などの合併症を誘発する可能性が高くなります。
甲状腺機能低下症:甲状腺機能低下症は、のど仏の下にある甲状腺が十分な甲状腺ホルモンを分泌できなくなる病気で、全身の新陳代謝が低下し、疲労感、寒がり、体重増加、むくみ、動作緩慢などの症状が現れます。
甲状腺機能低下症は、原発性、中枢性、末梢性に大別されます。原発性は甲状腺自体に機能不全がある場合で、その原因として橋本病(慢性甲状腺炎)、甲状腺摘出後、放射線治療後、ヨウ素異常摂取、先天性の甲状腺異常などが挙げられる。先天性のものや幼少時発症のものは、発達上の障害が大きな問題となるため特にクレチン症といいます。
レジスタンス運動:レジスタンスは英語の"resistance"に由来し、「抵抗」「抵抗運動」を意味します。 筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける負荷を繰り返し与える運動で、筋力・筋量アップ、体力増強、骨密度の増加、血糖管理の改善などの効果が期待できます。
引用・参考文献
下記ホームページも併せてご参照ください。 詳しい情報や最新情報などを閲覧することができます。