尿が匂う・尿が泡立つ・尿に血が混じる:糖尿病

糖尿病は尿が匂う?(尿糖)

糖尿病が重度化すると、血糖値の異常な高さから尿に糖が混ざり、ケトン体という物質が生成されることで、尿から甘酸っぱいにおい、果物のような臭いがすることがあります。 尿の色や量に加え、「甘酸っぱいにおいがする」「泡が消えにくい」といった変化が見られた場合は、糖尿病の可能性が考えられます。 甘い臭いが続く場合は、放置せず早めに内科などを受診し、医師の診察を受けましょう。

糖尿病は尿が泡立つ(尿蛋白)

尿が泡立つ場合、高血糖によって尿糖が増加したり、腎臓機能が低下することで尿タンパクが漏れている可能性があります。尿糖は尿の粘稠度を高め泡立ちを促し、尿タンパクは界面活性作用で泡の持続時間を長くします。尿の泡立ちに喉の渇き、頻尿、疲労感、顔や足のむくみなどの症状が伴う場合は、糖尿病の可能性が非常に高いです。

糖尿病は尿に血が混じる?

糖尿病性腎症が進行すると尿に血が混じることがあります。尿に血が混じる原因は腎臓の機能低下や尿路感染症の合併症です。肉眼で確認できない「尿潜血」として現れることが多く、糖尿病患者の場合は放置すると末期腎不全につながるおそれがあるので、速やかに医療機関を受診してください。

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糖尿病以外で尿が匂う・尿が泡立つ・尿に血が混じる原因と病気

・尿路感染症:尿路感染症とは細菌感染によって尿にタンパク質や白血球が増加し、尿が泡立つ・濁る・臭うことがあります。また、粘膜に炎症が起きると血管から出血し、尿に血が混じる(血尿)こともあります。

・腎炎:腎臓の機能異常が起こると、尿にタンパク質が漏れ出て(蛋白尿)泡立ちが増したり、腎臓の糸球体が傷つくことで血尿(濃い褐色や赤色)が現れたりすることがあります。

・膀胱炎:膀胱炎による細菌感染で尿が濁ったり、細菌が尿素を分解してアンモニアを生成するため臭いがきつくなったり、炎症により出血することがあります。

・尿路結石:尿路結石とは結石が尿路粘膜を傷つけて血尿が出たり、膀胱への刺激で頻尿や排尿時痛が生じたりします。

・腎臓がん:腎臓がんでは、がん細胞が崩れて尿に混じることで、泡立ちや臭いが発生することがあります。

・膀胱がん:膀胱内のがん細胞が原因で出血し、尿に血液が混じることがあります。

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