危険なめまい・ふらつきの見分け方

危険なめまい、ふらつきは、手足のしびれや力が入らない、ろれつが回らない、激しい頭痛、物が二重に見える、意識が遠のくなどの神経症状が同時に起こるのが特徴です

危険なめまい・ふらつきの見分け方ですが、めまいは疲労やストレスから重大な病気などさまざまな原因で発生します

危険なめまい・ふらつきの見分け方:脳梗塞のめまい症状

■脳梗塞によるめまい・ふらつきはふわふわする、立っていられないほどのふらつきや揺れる、体がグラグラするといった浮動性めまいのほか、周囲が回転するような回転性めまいが起こります。またふらつき・めまいが突然現れ、吐き気やろれつが回らない(言葉が出ない)、手足のしびれや麻痺、頭痛などの神経症状が同時に現れるのが特徴です。物が二重に見える、吐き気やろれつが回らない(言葉が出ない)、しびれ、頭痛などの症状が出た場合には小脳や脳幹の梗塞で起こりやすく、一刻を争うため、すぐに医療機関を受診してください

危険なめまい・ふらつきの見分け方:脳腫瘍のめまい症状

■脳腫瘍によるめまい・ふらつきは天井が回る回転性や身体がふわふわと浮いているような感覚、揺れているような感じが特徴でふらつき、頭痛、吐き気、言語障害、手足の麻痺などを伴うことが多く、めまい薬の効果が弱く、片側に偏った耳鳴りや難聴が特徴です

危険なめまい・ふらつきの見分け方:メニエール病のめまい症状

■耳の病気(メニエール病)によるめまい・ふらつきの症状としては、視界がぐるぐる回るような回転性めまいと、体がふわふわするような動揺性めまいの両方があり、ときにふらつきを感じることです。めまい・ふらつきは吐き気・嘔吐、冷や汗などを伴い、30分~数時間程度続きます。めまい・ふらつきの発作が出る前に耳鳴り、難聴、耳が詰まった感じが現れるのがメニエール病の特徴です。ほっておくと難聴のリスクが高くなりますので医療機関に受診してください

危険なめまい・ふらつきの見分け方:低血圧のめまい症状

■低血圧によるめまい・ふらつきは急な姿勢の変化で血流が一時的に減少する起立性低血圧や、食事後に血圧が下がる食後低血圧です

危険なめまい・ふらつきの見分け方:貧血のめまい症状

■貧血によるめまい・ふらつきは血液中のヘモグロビン不足で全身、特に脳が酸素不足になるためです。めまいやふらつきと同時に立ちくらみ、動悸、倦怠感、疲労感、息切れ、頭重感などの症状が現れるのが特徴です。、

危険なめまい・ふらつきの見分け方:不整脈のめまい症状

■不整脈によるめまい・ふらつきは、不整脈によって頻脈性や徐脈性で脳への血流が一時的に不足し、めまいやふらつきの直前に動悸、息苦しさ、胸の不快感、目の前が暗くなったり、気が遠くなったり、意識を失いそうになったたり、失神する事が特徴です。 症状を繰り返す場合には、速やかに循環器内科を受診しましょう。

危険なめまい・ふらつきの見分け方:低血糖のめまい症状

■低血糖によるめまい・ふらつきは、脳のエネルギー源であるブドウ糖が不足することで起こります。 めまいやふらつきと同時に集中力が低下したり、冷や汗、動悸、強い空腹感、手足の震え、だるさ、眠気などが現れます。血糖値が低下しつづけると、意識障害やけいれんに繋がりますので、糖尿病治療薬を服用している場合にはブドウ糖を補給するなど対処を行ってください

危険なめまい・ふらつきの見分け方:加齢のめまい症状

■加齢によるめまい・ふらつきは平衡機能の低下、筋肉の減少、視覚や血圧調整機能の衰え、動脈硬化による脳への血流不足、疲労やストレス、更年期によるホルモンバランスの乱れなど多岐にわたります。単なる老化と自己判断です、整形外科専門医や、糖尿病内科専門医、循環器内科専門医に相談してください

めまい・ふらつきの症状・種類

■回転性めまい:周囲がぐるぐる回るように感じるめまい。めまい以外の症状としてはふらつく感じや、吐き気、耳鳴り、難聴などが起こる
■浮動性めまい:宙に浮いているような感覚や、地面が揺れているように感じるめまい。めまい以外の症状としては頭痛、吐き気、手足のしびれ、顔面麻痺、言語障害、ろれつが回らない、歩行障害などが起こる
■中間型めまい:回転性めまい、浮動性めまいの中間型のめまいです
■失神型めまい:失神型めまいは眼前暗黒感ともいわれていて目の前が真っ暗になったり、意識が遠のいたり、ふらつくといった症状が起こる

めまい・ふらつきの予防と対策

めまい・ふらつきの予防と対策には十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動を心がけ、ストレス管理を行うことが重要です

■生活習慣の改善
‐毎日同じ時間に寝起きする。規則正しい睡眠習慣と十分な睡眠時間を取り、自律神経のバランスを整える
‐鉄分やビタミンE、EPA・DHAを多く含む食品(マグロ、サバ、サンマなどの青魚、大豆製品、アーモンド、アボカド、鶏レバー、牛ひき肉など)を積極的に取り、塩分を控えめにする
‐ウォーキングや水泳、ヨガなどの軽度から中程度の負荷を長時間継続(有酸素運動)することで血流を改善し、内耳や脳への酸素供給を促進するとともに、自律神経のバランスを整えストレスを軽減する

めまい・ふらつきその場で実践できる対処法

■安静にする
‐めまいを感じたら、すぐに横になりましょう。まためまいの症状が落ち着くまで、急な動作は避けてください

■深呼吸をする
‐目を閉じて、深呼吸をする。
深呼吸:背筋を伸ばした楽な姿勢で、鼻からお腹が膨らむようにゆっくり息を吸い込み、口からお腹がへこむのを感じながら吸ったときの2倍くらいの時間をかけて、全ての空気を吐き出す。

■刺激を避ける
‐光や騒音を避けできるだけ刺激を減らす為に、静かで暗い場所で休む
■水分補給をする
‐脱水症状もめまいの原因になることがあるため、適量のスポーツドリンクや経口補水液で塩分などのミネラルも同時に補給する

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めまい・ふらつきに関する用語集

サルコペニア:サルコペニアは、加齢に伴い筋肉の量が減少していく状態のことです。 ギリシャ語で筋肉の意味である「サルコ(sarx / sarco)」と喪失の意味である「ペニア(penia)」からくる造語で、「加齢性筋肉減弱現象」と呼ばれます。 

レジスタンス運動:レジスタンスは英語の"resistance"に由来し、「抵抗」「抵抗運動」を意味します。 筋肉に抵抗(レジスタンス)をかける負荷を繰り返し与える運動で、筋力・筋量アップ、体力増強、骨密度の増加、血糖管理の改善などの効果が期待できます。 

引用・参考文献

下記ホームページも併せてご参照ください。 詳しい情報や最新情報などを閲覧することができます。


健康日本21アクション支援システム ~健康づくりサポートネット~.


日本神経学会:めまいとは.


日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会:めまいの原因・治療法そして、めまい治療に関する誤解.

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