糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状

糖尿病かなと思ったら:糖尿病の初期症状は喉の渇き、頻尿、多飲、だるさ・倦怠感、寝ても疲れが取れない、食べても体重が減少する、傷が治りにくい、皮膚の乾燥・皮膚が痒い、目がかすむ、手指・足のしびれです

糖尿病かなと思ったら糖尿病の初期症状:喉の渇き、頻尿、多飲

糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状として喉の渇き、頻尿、多飲が代表的です。 糖尿病で高血糖状態が続くと血液中の糖分濃度が高くなり血液が濃縮された状態になります。 体内の血液の糖濃度を薄めようとして腎臓が働き、尿量が増え頻尿になることで体内の水分が失われ脱水症状になり、 異常な喉の渇きが現れ多飲状態が続きます。高血糖状態が続くと、睡眠中も頻尿になり、夜中に何度も目が覚めます。 また水を飲んでもすぐに喉が渇き1日に2リットル以上の水分を摂取する事もあります。

糖尿病かなと思ったら糖尿病の初期症状:だるさ・倦怠感、寝ても疲れが取れない

糖尿病になるとインスリンの働きが低下したり(インスリン抵抗性)、インスリン分泌量が不足し血液中のブドウ糖が細胞に取り込まれにくくなります。そのため、細胞はエネルギー不足になり、寝ても疲れが取れない、だるさ、倦怠感、疲れやすい状態になります。 また糖尿病治療で血糖値低下させる薬を使用している場合、低血糖になることがあります。低血糖になると、脳や筋肉が必要なエネルギーを得られなくなり、寝ても疲れが取れない、だるさ、倦怠感、疲れやすい状態になります。

糖尿病かなと思ったら糖尿病の初期症状:食べても体重が減少する

食べても体重が減少するのは糖尿病の初期症状です。 糖尿病で高血糖状態が続くとインスリンが必要量分泌されなかったり、インスリンの抵抗性(インスリンに反応しない)が生じて、食事から摂取する糖分(糖質・炭水化物)をエネルギーとして利用できなくなり(血液中のブドウ糖が細胞に取り込まれない)、体脂肪や筋肉が分解されて食べても体重が減少します。

糖尿病かなと思ったら糖尿病の初期症状:傷が治りにくい

糖尿病で高血糖状態が続くと血管が傷つき、血管の流れが悪くなったり、詰まったり、血管が狭くなり酸素や栄養が届きにくくなる血流障害が起こります。血流障害により痛みを感じにくくなり傷に気づかない神経障害や、細菌感染しやすい免疫機能の低下が起こり、結果として傷が治りにくい状態になります。

糖尿病かなと思ったら糖尿病の初期症状:皮膚の乾燥・皮膚が痒い

糖尿病で高血糖状態が続くと脱水症状が起こり、皮膚の水分が失われることで皮膚の乾燥や皮膚が痒い症状が現れます。 また、高血糖が毛細血管にダメージを与え、血流を悪くなることで汗が出なくなるので乾燥が進み、乾燥して皮膚バリア機能が低下し、細菌やウイルスが皮膚に悪影響を及ぼし皮膚の痒みが現れます。

糖尿病かなと思ったら糖尿病の初期症状:目がかすみ

糖尿病で高血糖状態が続くと水晶体が膨張します。水晶体が膨張することで糖尿病性網膜症が進行して網膜の血管が損傷することで目がかすみます。

糖尿病かなと思ったら糖尿病の初期症状:手指・足のしびれ

糖尿病で血糖が高い状態が長く続くことで全身の細い血管が傷つき、神経に十分な酸素や栄養が届かなくなり手指・足のしびれの症状が現れます。 また栄養を運ぶ血管の壁が厚くなり、血流が悪くなって末梢神経線維の機能は低下し、手指・足のしびれ、感覚の異常が両足の指や足先から始まります。 その後末梢で動脈硬化が起こると、細い血管の血流が悪くなって神経に栄養が届かなくなり、手指・足のしびれの神経にしびれや痛み(最初はしびれの症状が現れ、時間とともに痛みが増していきます)の症状が現れ、 更に神経障害が進行すると親指のしびれや痛みの感覚、麻痺が気づきにくくなるため、怪我や火傷といった外傷を見過ごし、重症化し足が壊死し、足を切断しないといけない事もあるので、早めに医療機関への通院をしてください。

糖尿病の早期発見には、糖尿病の初期症状である喉の渇き、頻尿、疲労感、体重減少、手足のしびれ、視力の変化などの自覚症状に注意することが大切です。初期症状に気づきにくいので定期的な健康診断を受診しましょう

糖尿病かなと思ったら糖尿病の初期症状:糖尿病とは

糖尿病とは、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高い状態が続く疾患で、インスリン(血糖を下げるホルモン)の作用不足により引き起こされます。主に1型糖尿病(自己免疫や特発性が原因)と2型糖尿病(生活習慣との関連が強い)に分類されます。 人はブドウ糖をエネルギーとして利用しますが、糖尿病になると膵臓(すいぞう)で作られるインスリンというホルモンが不足したり、インスリン作用が低下することなどが原因となって、ブドウ糖(*1)をエネルギーとして利用できなくなり、血糖値が上昇(高血糖状態といいます)します。

慢性的な高血糖が続くと、体中の血管がしだいにぼろぼろになり、眼、腎臓、神経などの障害や、動脈硬化促進による心筋梗塞、脳梗塞、末梢動脈閉塞症などの合併症を誘発する可能性が高くなります。

ブドウ糖(*1)
食事から摂取したいろいろな種類の糖質(ごはん・パン・うどん・トウモロコシ・じゃがいもなどの炭水化物)が体の中でブドウ糖になります。

《糖尿病専門外来・1型糖尿病専門外来の初診ネット予約》

糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状:糖尿病の種類

1型糖尿病
膵臓の_細胞というインスリンを作る細胞が破壊され、からだの中のインスリンの量が絶対的に足りなくなって起こります。
1型糖尿病の約半数は10代前半までに出現します。以前は小児糖尿病や、インスリン依存型糖尿病と呼ばれていました。

2型糖尿病
インスリンの出る量が少なくなって起こるものと、肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用をあまり感じなくなる(インスリンの働きが悪い)ために起こるものがあります。2型糖尿病は食べ過ぎや運動不足などの生活習慣が関係している場合が多く、日本の糖尿病の95%以上はこのタイプです。

遺伝子の異常やほかの病気が原因となるもの
遺伝子の異常や肝臓や膵臓の病気、感染症、免疫の異常などのほかの病気が原因となって、糖尿病が引き起こされるものです。薬剤が原因となる場合もあります。
妊娠糖尿病
妊娠中に発見された糖尿病。新生児に合併症が出ることもあります。

糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状:糖尿病合併症

糖尿病で最も恐いのは合併症です。

(※合併症とは、その病気がもとになって起こる、別の病気や症状のことです。)

糖尿病の3大合併症を「しめじ」と覚えてください。
「しめじ」は糖尿病の三大合併症(神経障害、網膜症、腎症)の頭文字を取って覚えやすくしたものです。

血糖コントロールを行わないでいると、糖尿病発症から約10??15年でこれらの合併症が出てくるといわれています。良好な血糖コントロールをおこない、これらの合併症が出ないようにする事が重要です。

糖尿病神経障害の症状
手足のしびれが出現し、怪我・火傷などの痛みに気づかなくなる「末梢神経障害」があります。 さらに、筋力低下や胃腸障害、立ちくらみ、発汗異常、インポテンツなどの「自律神経障害」があります。

糖尿病網膜症の症状
網膜という部分の血管が弱くなり、視力障害を引き起こします。ひどくなると失明する場合もあります。現在、失明する原因の1位がこの糖尿病網膜症です。

糖尿病腎症の症状
尿を作る腎臓の血管が悪くなり、徐々に尿が作られなくなります。腎症が進行すると、週に3回、医療機関で透析を受けなければならなくなり、日常生活に大きな影響を及ぼします。現在、人工透析になる原因の1位がこの糖尿病腎症です。

糖尿病の3大合併症「しめじ」

「し」は神経障害:糖尿病で高血糖が続くと、血管の細い(毛細血管)末梢神経が傷つき、手足のしびれや痛み、自律神経の異常などが起こります。
「め」は網膜症:糖尿病で高血糖が続くと、目の血管(毛細血管)が傷つき、網膜に異常が生じ、視力低下や失明のリスクが高まります。
「じ」は腎症:糖尿病で高血糖が続くと腎臓の糸球体にダメージを与え、糸球体ろ過機能の低下を引き起こします.腎臓のろ過機能が低下し続けると、腎不全に至る可能性があります。

このページの先頭へ

《糖尿病専門外来・1型糖尿病専門外来の初診ネット予約》

このページの先頭へ

糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状:治療

糖尿病の治療は、食事療法、運動療法、薬物療法の3本柱があり、高すぎる血糖値を正常域まで低下させ、合併症を防ぐことを目的としています。

糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状:食事療法

食べてはいけないものはありませんが、自分に合った分量で、バランスのとれた食事にする必要があります。食事療法は糖尿病治療の基本となるものです。

糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状:運動療法

運動療法は食事療法と並んで重要な治療になります。筋肉を減らさず脂肪を減らし、健康的な体質改善をするとともに、カロリーを消費する事で直接的に血糖を下げることが重要です。また、運動によりインスリンの働きが良くなるといったメリットもあります。しかし、急な激しい運動は、病状によっては合併症を悪化させる場合もあるため、医師の判断による運動処方が必要です。

糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状:薬物療法

薬物療法には、飲み薬(経口血糖降下薬)による治療とインスリン・GLP-1受容体作動薬の自己注射療法の二つがあります。 使用薬剤の選択は、個人個人の体質や合併症の程度にあわせて千差万別です。

このページの先頭へ

糖尿病かなと思ったら、糖尿病の初期症状:糖尿病の早期発見

糖尿病の発症に遺伝的な要因が大きいと予測されております。自分から見て近い親族に、糖尿病の人が複数あれば特に注意が必要です。

定期検診を受けることも大切です。検診で糖尿病そのものが発見される場合や、糖尿病になりやすい体質を指摘される場合もあります。肥満、食べ過ぎ、運動不足、お酒の飲み過ぎといった危険なライフスタイルについて注意を受けることもあるかも知れません。
検診を受けたら、そこで受けた生活上の注意や医学上の指示を守ることが大切になります。検診で糖尿病を発見されていながら放置して、残念ながら病気を進行させてしまう人が案外多いのが現状です。そうならないためにも、普段から十分に気をつけ、医師に相談する事も大切です。

糖尿病関連リンク

下記ホームページも併せてご参照ください。 詳しい情報や最新情報などを閲覧することができます。